人生の最期に立ち会うということ

こんにちは。先日、施設でお看取りをさせていただいた入居者様のご葬儀に参列してきました。

その入居者様は、がん末期の85歳の女性で病院での5年間の入院生活の後にご本人とご家族の希望でケアリーに入居されました。

ケアリーでは、他の入居者様と交流されたり、空いていた一部屋を貸し切ってご家族みんなでご飯を食べたりと、とても穏やかに過ごされていました。(先日ご紹介した初詣にも参加されました。)

最期までトイレに連れて行こうとポータブルトイレを用意させていただいたりしながら、最期は、スタッフ、家族みんなで送りだすことができました。

ご葬儀は、家族葬でしたが「是非来てほしい」とお声かけをいただき参列させていただきました。

少し遅れて到着したのですが、ご家族から大きな声で「ケアリーさん来たよ!」とすごく歓迎していただきました。

遺影は、お元気だったころの笑顔のお写真!ピースポーズが印象的でした。以前は、ご主人と共に民謡の先生をされていたそうです。

お二人の息子様から、「本当に素晴らしい施設で、母のためにやれることは全部できたから悔いは何一つありません」と有難いお言葉を頂きました。

私もそこまで言っていただけて本当に嬉しく「施設スタッフみんなの励みになります。」とお伝えさせていただきました。

さいごに

昨年7月のオープン以来、ケアリーで人生最期の現場に何度か立ち会わせていただきました。

もちろんお別れはつらく悲しいものです。

でも悲しみだけでなく「最期に幸せに過ごせる場所をご提供できた」「本人の望む生き方をお支えできた」「家族同様に寄り添えた」など、私たちだから出来る役割もあるんだなと実感しています。

これからも家族と過ごしているような暖かいホームを目指していきたいと思います。

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