大切な人とのお別れ(3)Fさん、本当にお疲れ様でした!
Fさんの訃報をきいて、本当にたくさんの方がお別れに来てくれました。
葬儀にも、彦根のスタッフ、岐阜のスタッフが集まりました。
『Fさんは精一杯頑張って、もう苦しまない、元気でたくさん食べれる世界に行ったんだから、お祝いだね!ピースして、笑顔で送り出そう!』
と、Fさんを取り囲んで、笑顔で写真を撮りました!
葬儀は家族葬との事でしたが、訃報を聞きつけた、たくさんの方が弔問に見えました。
そして、それはそれはたくさんの献花が並びました。
お花を施設に頂いて帰って、Fさんのお別れ会をしよう!
Fさんの奥様も、
『お父さんはお花が大好きだったから、喜んでるわ!持って帰って食堂に飾ろう!』
と喜んでました。
葬儀場の方にお願いして、Fさんのお写真をたくさん飾らせてもらいました!
娘さんからは、『おとーちゃん、こんな優しい顔するんや!いつも気難しいイメージしかないなぁ?』
遺影もケアリーで撮った1番笑顔が素敵な写真が選ばれました!
私達の知っているFさんの可愛い笑顔です!
棺にはたくさんのお花と共に、大好きだった、ランチパックや、納豆、お寿司なども入れられました!
ご家族からも
『とーちゃんは、施設の人にこんなに大事にされて、幸せや。ケアリーはほんまにすごいなぁ。』
と言って頂き、お蕎麦屋さんに来てくれた、親戚の方からも、『あの時、会えて、Fの顔見れて本当によかった。ありがとう』と言って頂きました。
やれる事は全てやったし、後悔はない。晴れやかな気持ちでした。
…でも、Fさんとのお別れは、ただただ、寂しい…
施設長の田中さんとも、『やれる事は全部できたから、後悔はないし、Fさんも幸せだったと思うけど、でも。寂しいね』と泣きました。
Fさんと過ごした2年と8ヶ月、沢山のことを教えて頂きました
Fさんは、ケアリー開業初日から入居して頂き、2年と8ヶ月ケアリーで過ごされました!
ALSがどんな病気で、生きるを支えていく事の難しさや、ご本人の辛さ、私達に出来ること、出来ない事、生きていく事の意味、食の大切さ、外出する事の大切さ。精神面のケアがどれだけ難しく、大切かを考えさせられ、学びました。
Fさんは、未熟なケアリーが一人前になる様に、見守ってくれたのだと思います。
Fさん、本当にお疲れ様でした!
ありがとうございました😊
この気持ちを忘れずに、頑張っていきます。
葬儀に届けられた、たくさんのお花をケアリーに頂き、Fさんのお別れ会をやりました。
Fさんの奥様も、『お父さん、お花大好きやったから、大喜びや!』
食堂に飾られたお花を、『お父さんの花』と言って、みんなでテーブルに活けたり、写真を撮ったり。
死は決して、暗い、辛いものではなく、明るく、皆で笑って送り出す!
そんな体験ができました!