感動の再会!後編~素晴らしいスタッフと関係者に感謝!~
こんにちは、いつもケアリー通信をご覧頂きありがとうございます。
いつも沢山の方から、ブログ見てるよ!と言って頂き本当に感謝です!
今日は先日のお話しの続き、ケアリーの入居者のFさんの冒険後編をお話しさせていただきます。
一度でいいから、滋賀へ帰りたい…Fさんの想い
FさんはALSを患っており、月日を追うごとに痩せ細り、食事を摂る事もままならない病状に陥っています。
スタッフからも
「Fさんが一度でいいから、滋賀へ帰りたいと希望されています。なんとかできないでしょうか」
との相談を受けていた矢先、Fさんのお姉さんが亡くなったと連絡がありました。
お姉さんのお葬式は、Fさんにとって家族、親戚一同に会えるのが最後のチャンスになるかもしれない!と思って見たもののお葬式は2日後です。
ALSを患っているFさんにとって岐阜から滋賀への数時間の車での移動は、体調的に耐えられるのか?
当然、バッテリー型の吸引機も必要ですし、ストレッチャーも必要です。私の一存では決めれないため、スタッフに相談したところ「Fさんのためなら」とみんなが快諾してくれました。
以下は、その時に管理者からスタッフに伝えたメッセージです。
お疲れ様です(^^)
明日ですが、急遽で大変申し訳ないですが、F様のご兄弟が亡くなられた為、F様、奥様、T様3名葬儀に参列の為、滋賀へ外出する運びとなりました。
フルフラットの車椅子を借り、バッテリー付き吸引器購入もできた為、それで向かいたいと思います。
急遽の決行の為、社長、早川さん、田中同乗にて向かいます。
車はハイエース、ノアの2台体制にて行きます。
出発は8:30、帰宅は15:00頃を予定しております。
脱水予防の為、看護さんが朝の内服時の水分は200に増量して対応して下さいます。(^^)
昼は外出先で食べ、内服も注入予定です。
更衣は現地にて行う予定なので、朝は通常通りで大丈夫です。
今回、急な計画にも関わらず、
休日出勤に応じて下さった方々、綺麗にしてお見送りに行かせてあげたいと急遽プラスでお風呂に入れてくれた介護の方々、明日の服を心配して髭も綺麗にするよと言ってくれた夜勤の方々、明日私対応しますと言って下さったり、医師に掛け合ってくれた看護さん、無料で車椅子を貸してくれた福祉用具さん、バッテリー内蔵吸引器を必死で用意して下さった業者さん
みんながこの計画を快くサポートして下さる姿勢に感動しました。
こんな計画は本当に一丸とならなければ出来ないもので、みんなが同じ想いで動けるなんて本当に良い施設だなと思いました。
本当に皆さんありがとうございます。
みんなで作り上げた今回の機会を無駄にしないよう、現地でもサポートに努めます。
本当に皆様に感謝です。ありがとうございます。
明日出勤の方々にもご迷惑をおかけすると思いますが、宜しくお願い致します。
私は、こんな素晴らしいスタッフと、関係者さんに恵まれて、嬉しくて涙がとまりませんでした。こんな素敵なスタッフに囲まれて本当に幸せだなと…。
いよいよ旅に出発です!
今回の旅には、Fさんと一緒に入居されている奥様、そしてFさんのお兄さんで同じケアリーに入居されているTさんの3名とスタッフと2台の車で滋賀県へ向かいます。
いつも、苦痛で、車椅子に数分しか座っていられないFさんですが、フラットの車椅子に、お尻の骨が当たらないように、お布団やクッションで工夫したおかげで、片道一時間半の道のりをなんなく乗り越えて、葬儀に参加できました。
カメラを向けるといつでも、満面笑顔でピースをしてくれました!
ここ数ヶ月、調子が落ちていたので、私達まで嬉しくて、笑顔になりました!
今回は息子さんも同乗してくれているので嬉しかったんでしょうね!
現地につくなり、ご親戚の方が駆け寄ってきてくれて「よく、来てくれたね。ありがとう」と言っていただきました。
無事に葬儀に参加させていただき、お姉さんと最期のお別れをしました。
喪主様も挨拶の時にも「まさか、母の兄弟が駆けつけてくれるなんて、母も本当に喜んでくれていると思います」と涙ながらに言ってくださり、私達全員が、参加させていただき、よかったと思いました。
御見送りした後は、Fさんの念願だったご自宅へ帰る計画があります。
葬儀会場から30分ほどかかるため、まずは、Fさんのお兄さんのTさんをご自宅へ送り、数時間奥様と水入らずの時間を過ごしてもらう計画です!
Tさんも、久しぶりの我が家で大はしゃぎ。
Tさんをご自宅へ送り届けた後は、Fさんのご自宅へ。
Fさんが、ご自宅へ帰られるのは、なんと3年ぶり。家の中は段差が多く狭い通路を通らないと行けないため、家の中に入るのは断念。
そのかわり、私達が家にお邪魔してビデオ撮影してFさんにお見せしました!
家の前で家族写真をパシャリ!
ここでもFさんはご満悦です!
スタッフが「Fさん、心残りはない?他に行きたいところはある?」と尋ねたところ、奥様は「クラブハリエ!」Fさんは「お墓参りがしたい!」というので、まずは、洋菓子店のクラブハリエへ向かいました!
クラブハリエでは、ご夫婦で楽しそうに過ごされ、バームクーヘンとドーナツ、そこでしか食べれないエクレアを購入。
Fさんからは、「たねやの方がいい!」とリクエスト頂き、滋賀県の有名和菓子店「たねや」に移動し、どら焼き、おまんじゅう、水羊羹を購入。
いつでもどこでも笑顔のFさん夫妻。
元気いっぱいで施設での様子とはまるで別人です!
お腹がぺこぺこになってきたので、お昼を食べる事にしました!
なかなか、大きな車椅子で入れるレストランが少なく、うどん屋さんへ入りました!
Fさんは嚥下が厳しくなっており、施設で常食は食べれません。
ちなみにスタッフは何があってもいい様に、はさみや、とろみ剤、おおきなエプロン、吸引器などを持参しています。
なんとFさん、いつもは、1/3ほどしか食べれないのに、ぺろりと一人前を完食するではありませんか!
「Fさん、すごいね。全部残さず食べれたね!」とスタッフ皆んなで大喜びです。
さて、その後はお墓参りです。
お墓までの道は砂利でリクライニングの車椅子ではガタガタしますが、皆で支えながら、無事にお墓の前に。
感極まったFさんの嗚咽が聞こえてきました。
息子さんは「とーちゃんのお墓はどんなの作ったらええんや?」とお墓の打ち合わせもされていました。
本来は、なかなか聞きにくい事ですが、冗談ぽく、「土台の高さを高くして、立派なのを立ててほしい。でも、本家の、お墓よりはほんのすこーし控えめで!」などと話されていました。
自分のお墓の位置を確かめて、親戚のお墓参りもしたので、お兄さんのTさんをお迎えにいくと、久しぶの我が家で奥様と仲睦まじく過ごされてるTさんの姿がありました。
予定していた旅の全工程を終え、「また、帰っておいでね!」と奥様に見送られて、ケアリー岐阜下佐波に戻ってきました。
本当に皆様に感謝です♪
私もすごく疲れましたが、心地よい疲れで、一緒に笑って一緒に泣いて、本当に楽しかったです!
一緒に同行したスタッフからは「この様な貴重な時間に同行させていただきありがとうございました」と感動のコメントをいただきました。
一緒に大笑いできて、本当に楽しい旅でした。
戻ってからのFさんは今回の外出で自信がつき、色々なことにとても意欲的になり、ご飯もたくさん食べれる様になりました!
外に出て、家族や親戚に会えることは何よりの薬で、その効果は偉大だなぁ!としみじみ思いました。
こんな体験ができるのも、快く後押ししてくれる、スタッフ、先生、関係業者さんの協力があってこそです。
なんて素敵なスタッフに囲まれた自慢の施設なんだろうって手前味噌ですが、心から思いました!
本当に皆様に感謝です♪
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